人文風俗

土家滴水ベッド

出所:張家界ニュースネット 作者:張家界ニュースネット 閲読:21

むかし土家族の男女が結婚する時、男性の家族は「滴水ベッド」だけを1台作ったらいいです。

 

滴水ベッドは流れる水がなくて、ただ形が屋根のしずくのようです。滴水ベッドは滴水一道と二道の滴水ベッドに分けています。二道の滴水ベッドは「出一歩」ベッドとも呼ばれて、竜と鳳の模様を彫って、巧みを凝らして「土家の奥の手の一つ」だと言えます。一道の滴水と二道の滴水の間で、幅が六尺(2メートル)半寸(1.65センチ)、深さが四尺半寸である踏み板があって、左右側がシートとしてのベッド・サイド・テーブルを置いてあります。主要な模様が二道の滴水の上で彫刻されて、例え「八仙渡海」、「金瓜垂吊」、「竜鳳吉祥」及び各種花柄の「芽飾」があり、ペンキの工芸処理を行え、とても綺麗です。卾西(湖北省西部)の習俗によりますと、ベッドの寸法は端数がない限りいけなく、必ず半寸を加えます。「ベッドなら半を離れるといけなく、部屋なら八を離れるといけない」という俗語が、「半」と「伴」の発音が同じだからあります。「八」なら、「発(金持ち)になりたいなら八を離れるといけない」という俗語からとられたものです。殆どの大工がこの習俗を知って、この習俗通りにやらなければ、客先に嫌われるだけではなく、再製作の必要もあります。

 

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